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板橋区四葉 女医による内科 生活習慣病 漢方治療

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院長メッセージ

糖質制限をして6ヶ月が経過しました

院長のひとりごと

昨年の12月に板橋区医師会の勉強会で、「糖尿病治療における糖質制限」について学びました。


 糖尿病の改善効果があり、体に負担の少ない方法として、『主食やデザートなどの糖質を1食あたり20~40gくらいに抑える』、という方法でした。お米、うどん、そば、ラーメン、パスタ、ピザ生地、ケーキやフルーツ、アイスクリームやお菓子、などです。


 私はもともと子供の頃から、野菜とおかずをたっぷり食べた後、少しのご飯やパン(糖質/炭水化物)を食べるという食習慣だったので、さほど苦にはならず、ご飯やパンを減らした分、野菜とおかずを増やしました。


 むしろ私の場合、糖質の元になっていたのは『ビール』でしたので、思い切って大好きなビールを我慢してみたのです。


 これまで20年あまり、大好きなビールを飲むために毎日のようにスポーツジムで有酸素運動を行う日々でした。それが1年ほど前から運動中に大腿四頭筋が痛むようになり、加えて五十肩で腕を上げるときに痛むようになり、さらに腕立て伏せで肩の腱を損傷、、、肉体改造!と、一念発起し、有酸素運動のあとにインナーマッスルのトレーニングの時間を5分くらい行うことをようにして半年が経過していた頃でした。ここに、糖質制限を始めたわけです。


 なんと、糖質制限を始めて2ヶ月たたないうちに、余分な皮下脂肪や内蔵脂肪が、すっきりしました。数キロ体重が減ったわけですが、筋肉トレーニングの効果なのか筋肉量はむしろ微増、つまり、体脂肪量が数キロ分減ったのです。そして、血液検査では、もちろん糖尿病の指標であるHbA1cは糖質制限をはじめる前よりもさらに低くなったのですが、一番驚いたのはコレステロールです。糖質を制限してみたら、血液中の悪玉コレステロール値まで下がったのです。


 その後3ヶ月目はしっかり糖質制限を継続、4ヶ月目からは糖質制限は少し緩めて、週末にはビール。これに伴い体脂肪が少し増加、つまり体重が少し増えましたが、内臓脂肪には注意してインナーマッスルの筋肉トレーニングは継続、膝関節や足首・大腿部の腱の痛みを気にする回数が減りました。たった数キロでも関節にとっては影響が大きいと体感しているところです。


 糖質制限は正しく行えれば、効果があるのだ!と、実感です。それにしても、「おかず」がメインディッシュの欧米と違い、日本は「お米」が「主食」です。


 ダイエットに近道はありません。  

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