院長メッセージ
風邪症状でおかかりの方へ
院長のひとりごと
よく、「かぜをひいたので、抗生剤をください」と言われますが、『かぜ』の原因は、80~90%以上がウイルス性といわれています。そして、これらのウイルスに対しては、抗生剤は全く効き目がありません。
むしろ、不適切な抗生剤の服用で、副作用として、抗生剤の効き目が悪い菌(耐性菌)を作り出したり、抗生剤が原因の重篤な腸炎を引き起こしたりすることがあります。
ですが、風邪症状をしめす病気の中には、『溶連菌による扁桃炎』や『肺炎』など、抗生剤を服用したほうがよいものもあります。
また、『インフルエンザ』 であれば、症状がでてから48時間以内には、抗インフルエンザウィルス薬が、 病気の重症度と期間を短くすることがわかっています。
これらの、市販の風邪薬だけでは治りにくい、いわゆる特効薬のある風邪は、検査をするとわかります。
検査料(3割負担の方の場合): レントゲン¥660、 溶連菌検査¥850、 インフルエンザ検査¥880 *診察料、処方料などは含みません。別途ご負担いただきます。 |
また、診察の結果
1・咽喉が赤くただれている、扁桃が大きくはれている時 は、溶連菌に感染しているかどうか、扁桃腺を麺棒でこすり、検査をします。15分くらいで結果がでます。 溶連菌検査料 ¥850 (3割負担の方、診察料、処方料などは別途) 2・咳と38℃以上の発熱が4~5日以上続く時、周りに肺炎の人がいる時、聴診で呼吸の音に異常がある時 は、肺炎になっていないか、レントゲンを撮ります。 診察の混み具合により15~30分かかります。 レントゲン検査料 ¥630 (3割負担の方、診察料、処方料などは別途) |
症状が当てはまる方は、事前にお申し出ください。