院長メッセージ
太組は、アルコールの習慣 反対派 になりました・・
『酒は百薬の長』というけれど。
薬の代わりにもなる、という意味では、その酒の量は、お猪口に1~2杯(50mL)程度、ビールならゴクゴクゴクっと初めのひと口ふた口、つまり昔のビールコップ(200mL)に軽く1杯(150mL)程度なのではないかしら。
もともと、太組はお酒が強いわけではなく、好まない味のアルコールは目の前にあっても手を付けません。
でもベルギー、アメリカ、最近では日本のクラフトビールなど、好みのビールのためなら、食事を控え、バリバリ運動します!と、好き嫌いがはっきりした性格の太組です。
そんな太組ですが、最近、さまざまな場面でアルコールの習慣は、お歳を重ねるごとに、病気が増え、健康寿命に影響しているとつくづくと実感。
そう思うと、不思議と、アルコールがよろしくない、という研究データが目に飛び込んでくる、、
太組自身、口にするアルコール量をめっきり少なくすることに。
以前から、認知症、骨粗しょう症、骨折など健康寿命に影響の大きい病気については、アルコール量が多いとリスクが高いと言われてきたけれど。
今、太組が実感するアルコールの適量は、一般的に言われている適量よりも、もっともっと少ない量。
最近では、心房細動。オーストラリア人の場合、アルコール たったの12gを超えるだけで心房細動のリスクが増すという研究データをみて、わかるわかる、と。
もちろん、飲まない人より、適量の範囲内での飲酒をする人の方が健康寿命がよいというデータも多く存在します。
ただ、太組の最近の印象は、「あ~、お酒の習慣、ないほうが体も心も脳も、より健康でいられるのかな~」。
太組の願いは、年を重ねても、おトイレなど身の回りのことなど、自ら行えること。
このくらいなら安心かなと実感するアルコールの安全量は本当に、本当に少ない、お酒の好きな人には受け入れがたい量だろうな、、
と言うのも、一般で言われる適量半分にも満たない、アルコール10g*くらい、だもの。
*アルコール10gとは
ビール(5%)・・250mL 日本酒やワイン(14~15%)・・90mL、0.5合、5勺
焼酎(25度)・・50mL ウイスキー(42度)・・30mL
最近の缶酎ハイは、3%のものから5%、7%、9%と、様々な濃さのものがあるから。ある意味、おそろしい、注意!
そして、百薬の長というのは、健康によい、薬の代わりになるという意味、安全量ぎりぎりまでよい、という意味ではないのですもの。
結局、百薬の長、とは、太組の考える食前酒の量**すなわち安全量の6割くらいだろうな、、とつくづく、つくづく実感するこの頃なのです。
**太組が考える食前酒の量
ビール(5%)・・ビールコップに7分(150mL)
日本酒やワイン(14~15度)・・お猪口に2杯(50mL)
焼酎(25度)・・お猪口に1杯(30mL)