院長メッセージ
シングリックス(帯状疱疹不活化ワクチン)の2回目、やっと完了
最近、めっきり体力が落ちて、頑張れないし、一度にいろいろできないし、すぐ眠くなるし、あちこちの関節が痛いし、歳には勝てないのだな~とつくづく感じるこの頃。
一昨年、帯状疱疹の重症化を軽減したかったので、帯状疱疹のワクチンを打ちました。
帯状疱疹のワクチンは2種類、生ワクチン(水痘生ワクチン) 、シングリックス(帯状疱疹不活化ワクチン)。
シングリックス(不活化ワクチン)は、接種部位が発赤腫脹して疼痛、さらに熱がでるということだったので、水痘生ワクチンを接種、、何の副反応もなし!これで帯状疱疹の重症化は一安心と思った矢先。
板橋区から配布された帯状疱疹ワクチンの案内を読んでみたら、、、
なんと、生ワクチンは、一年目の予防効果は62%。
えっ?約4割の人は、1年の経過で予防効果を期待できない、ということではないですか。
慌ててシングリックス(不活化ワクチン)を打ったのが2023年6月のことでした。
1回目のシングリックス。やはり、翌日の朝から熱が、38度超え。頭痛、関節痛、接種部位の痛み、、、コロナワクチンの副反応と同じ。加えて、1ヵ月くらいしたら、口と鼻に単純ヘルペスがばっちり出てしまいました。このワクチン、かなり体力消耗するのかしら、、、
2回目は2~6か月の間に打ちます。でも、2回目も絶対熱がでる、、2日続けて休める日、と思っていたら、6か月になってしまいました。6か月を過ぎると、自治体によっては接種費用の補助がうけられないらしい。
でも補助のあるなしで、めげている場合ではないのです!向こう10年の帯状疱疹重症化予防のためなのだから。
そして、やはり、ばっちり熱がでて、接種場所が痛み、ぐったり。その後、1ヵ月くらいしたら、毎日寝落ちして、口と鼻にヘルペス。
でも、この程度の副反応、カロナール(アセトアミノフェン)を飲んでやり過ごせるし、帯状疱疹に本当に罹患したときの皮膚病変やその後遺症に比べたら、なんのその。
2回の接種で合計2万円も自治体からの補助が得られて、約半額で接種できる。何とありがたいことだなと。
先日の勉強会で、帯状疱疹は認知症にも影響があると知り、2回目を完了したことで、より一層の満足感になったのでした。